小規模企業共済は小規模企業の経営者や役員の方、個人事業主の方が、廃業時や退職時の退職金にかわる金銭を支給する制度です。
掛金が全額所得控除できるなど税制のメリットがあります。
従業員が20名以下(商業・サービス業では5人以下)の個人事業主・共同経営者または会社等の役員などの方が加入できます。
毎月の掛金は1,000円から70,000円までの500円刻みです。
共済金の受け取りは一括、分割、一括と分割の併用の三つの受け取り方があります。
受け取り額ですが、例えば65歳になって老齢給付として受け取る場合
掛金が月1万円で加入期間が20年の場合、掛金は240万円ですが、共済金は約265万円になります。
加入期間が20年未満の場合で途中解約すると受取額が掛金を下回りますので、注意が必要です。
★個人事業主の方などは退職後の生活資金を形成する一つの選択肢として検討するに値する制度だと思います。