創業の際には、金融機関に口座を開設する必要がありますが、金融機関にはさまざまな種類があります。どのように選定して口座を開設していけばよいのでしょうか。
銀行は、都市銀行、地方銀行、信用金庫などと、ネット銀行に大きくわかれます。
店舗のある都市銀行など、店舗を持たないネット銀行、店舗の有無が大きな違いです。
大都市に本店を置き、全国的規模で全国に支店があり、利便性の高いのが都市銀行です。
地方銀行は、地方都市に本店を置き、本店所在地の地方中心に事業展開を行う銀行で、地元の中小企業にとってはきめ細やかな対応が期待できます。
信用金庫は中小企業や個人の会員が出資する、非営利の協同組織です。融資は原則として会員を対象としていますが、預金口座の受け入れ相手は、制限がありません。
ネット銀行は、基本的には店舗を持たず、預金通帳を発行しないので、人件費などのコストを抑えることができます。
都市銀行や地方銀行は店舗やATMの鍛冶が多く、取引先も口座をもっている可能性が高いため、請求や決済のために、口座があると便利です。
信用金庫は、融資の際により親身になってくれると考えます。
手数料などコストを削減できるのがネット銀行です。
銀行口座は原則として本店所在地や事業所の最寄りの支店でないと受け付けてくれません。口座を開設するにしても銀行の審査があります。審査のこともあり、口座開設にある程度の時間がかかります。ネット銀行はWEBと郵送で手続きが完了するので簡単に口座開設できます。