火災保険をどう活用するか

 法人でも個人でも損害保険はかけていると思います。個人ですと火災保険や自動車保険はなじみの深いものではないでしょうか。では法人ではどの損害保険にどのように加入すればよいのでしょうか。

 まず、加入した方がよさそうな損害保険には何があるでしょうか。思いつくのは個人と同様に火災保険と自動車保険ですね。

工場や事務所などがある場合、建物や機械設備、在庫、資材、什器備品を対象にして火災保険を掛けることになります。その際留意する点は新価、再調達価額で保険を掛けることです。そうすることで火災等の事故が発生したときに再度建てたり、修理にかかったりする金額の全額が補償されるのです。元通りにするためにかかるお金のすべてが補償されるのです。とき

 火災保険ときくと火災が発生したとき場合のみと考えるかもしれませんが、それ以外の災害が発生した場合、対象になるのかその災害の種類をきちんと取り決めておくことは大切なことです。

 また、火災保険と同時に利益保険の加入も検討した方がよいと思います。これは事故により事業が中断した場合に発生する利益の損失を補填してもらえる保険です。

 さらに事務所を賃借している場合は店舗総合保険にして漏水などによる賠償を補填できるようにしておくことも検討すべきと考えます。

 法人の場合、火災保険の加入するにあたっても検討すべきことはいろいろとあると思います。当事務所の代表はメーカーの総務で損害保険を15年以上担当してきました。何なりとお問い合わせください。契約にあたっては損害保険代理店をご紹介させていただきます。