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損益計算書(P/L)で本当に注目すべき3つのポイント

中小企業向けに、損益計算書(P/L)で本当に注目すべき3つのポイントを解説します。

 

1. 営業利益

本業の稼ぐ力を示す最も重要な指標です。

 

最終的な「当期純利益」が黒字でも、補助金や資産売却によるものであれば、本業の力は評価されません。

 

銀行も融資の際に最も重視するポイントであり、売上高に対する営業利益率が5〜10%あれば優良な企業といえます。 

 

2. 1人当たりの粗利(生産性) 

店舗ビジネスの経費(販管費)の大部分は人件費であるため、従業員1人がどれだけの粗利を生み出しているかが重要です。 

 

目安として、月80万円以上の粗利が出ていれば黒字経営が可能なラインです。

 

従業員の給与を上げたい場合は、この生産性を高める(粗利を増やすか、オペレーション改善で人数を最適化する)必要があります。

 

3. 簡易キャッシュフロー

「当期純利益 + 減価償却費」で算出される、本業でお金がいくら残ったかの目安です。

 

減価償却費は「帳簿上の費用」であり実際にお金が出ていくわけではないため、利益に足し戻して計算します。

 

この額が「年間の借入金返済額」を上回っていれば、健全に資金が回っていると判断できます。

 

結論: 売上や最終利益だけでなく、「本業で稼げているか(営業利益)」「効率よく稼げているか(生産性)」「借金を返せる現金が残っているか(簡易キャッシュフロー)」の3点を見ることで、会社の真の実力が把握できます。